1月25~28日に国際ビジネス委員会担当 1月例会「太田YEG im Phippiness 経済・社会視察プロジェクト」を、フィリピンのマニラ市近郊で開催しました。
なぜ、東南アジア諸国の中で、フィリピンの経済成長が著しいのか各地を視察し、明日はきっと今日よりもいい日になる!というフィリピンマインドを、30名の太田YEGメンバーとともに学んで来ました。
例会の開催に向けて、事前に委員会メンバーでフィリピンの歴史や経済などの勉強会を複数回行いレポートにまとめ、参加者向けの説明会を実施したうえで、フィリピンへ渡航し、マニラ市長への表敬訪問や、マニラ市に進出しているフィリピンオガミの視察と現地の方との交流を行いました。
マニラ市初の女性市長であるハニー・ラクナ・パンガン氏との表敬訪問では、マニラ市役所の集会に参加し、市長より太田YEGのご紹介をいただきました。
フィリピン国歌斉唱やラクナ市長のお話を伺うことができ、とても貴重な経験となりました。
市役所見学でも、各部署の皆様が丁寧に説明して下さり、マニラ市の行政について深く学ぶことができました。皆様の親切で温かい対応に、心より感動いたしました。
自動車部品の製造などを行っているフィリピンオガミでは、エ場見学を行い現地の方々と交流する機会を持つことができました。フィリピン人の高い道徳心や親切心に触れることができました。また、毎年高い経済成長を遂げているフィリピン経済は、フィリピン人のポジティブなマインドと、力強いバイタリティが支えているのだと肌で感じることができました。
ニュービリビッド刑務所視察では、受刑者による歌やダンスのサプライズ歓迎があり、文化交流の場となりました。更生プログラムや刑務所の運営について詳しく説明を受け、日本とは異なる刑務制度や社会復帰支援の仕組みを学びました。
また、今回の視察にあたり、お米500kgを寄付させていただき、感謝の言葉をいただくとともに、受刑者の方が描かれた桜の油絵をいただきました。
日本とフィリピンは国土面積や人口、真面目な国民性など共通点が多いです。一方でフィリピンは若年層人口の割合が高く、且つ、英語やITスキルが高いため、米欧とのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業が盛んで、フィリピン人のバイタリティと相まって今後さらなる経済成長が予想されると思います。
最後に、マニラ市長やフィリンオガミの皆様をはじめ、本例会の企画・運営・開催に携わったYEGメンバーに心から感謝申し上げます。日本経済を支える中小企業の一経済人として、今回の視察で得た学びや気づきを活かして、大切な人の幸せ、自己成長、自企業の発展に繋げることで地域の発展に貢献して参ります。